銀河連邦の技術
September 14, 2022
銀河連邦の Q & A 【 銀河連邦の技術 】
前回の投稿で、銀河連邦の技術に関するいくつかの質問に答えました。
今日は、その中で触れたいくつかの質問に答えたいと思います。
それ自体が興味深いことですし、私達の文明と銀河連邦の間の技術競争がどのように展開されるかについて、何かを示していると思うからです。
◎ Q : 銀河系インターネットとは、何ですか?
また、それを管理するルールはありますか?
★ A : 銀河系インターネットについて、もっと知りたいということですね。
先ず、銀河系インターネットについて説明しましょう。
従来のコンピュータを使ったインターネットは、TCP/IPという標準プロトコルを使っています。
これは、Transmission Control Protocol/Internet Protocol の略です。
インターネット・プロトコルは、ワールド・ワイド・ウェブの主な原動力となっています。
基本的には、ネットワーク上の異なる機器間でデータをどのようにパッケージ化し、伝送すべきかを規定した一連のルールです。
これは、人間が距離を超えて通信する為に言語を使用するのと同様に、全てのデバイスが互いに理解できることを保証するものです。
最も重要なプロトコルの一つであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)については、恐らく皆さんもよくご存じでしょう。
HTTPは、クライアントとサーバーの間でメッセージがどのようにフォーマットされ、伝送されるかを定義しています。
クライアントとは、パソコンや携帯電話などのオンラインコンテンツにアクセスする機器のことで、サーバーとは、クライアント機器からアクセスしたいウェブサイトやアプリケーションなどのコンテンツをホストする機器のことです。
銀河系インターネットは、量子ネットワーク通信技術(QNC)を用いて、銀河系内の異なる惑星間で時空間ワームホール(STW)を介して、光速で情報を伝達するものです。
ワームホールは時空の異なる2点を結ぶトンネルで、従来の直線的な時間のルール(未来→現在→過去)に従わない為、光よりも速い速度での移動が可能です。
テッセラクトやハイパーキューブと呼ばれる4次元(3次元+時間次元)の時空間キューブを紙で折るように、物体は異次元間を移動することができるのです。
QNCでは、量子縺(もつ)れ……2つの粒子が縺(もつ)れ合うと、一方の粒子に加えた動作が、距離に関係なく瞬時に相手に影響することを利用して、距離に関係なく瞬時に通信を行うことができます。
実際に中国科学技術大学の研究チームが、この技術を使って量子情報を10マイル(約12km)テレポートすることに成功しました。
◎ Q : 銀河連邦のテレポーテーション技術は、どのような仕組みなのでしょうか?
★ A : 銀河連邦では時空間を移動する為に、瞬時にテレポートする技術を使っています。
この技術も、実はとてもシンプルです。
通常のテレポート装置を見ると、スタートレックに出て来るテレポーターがベースになっていることが分かります。
銀河連邦のテレポーターとの違いは、「逆時」を利用して、ある時点から別の時点へ人の心を転送する技術であることです。
但し、その為には、周囲の状況や、その人が、今、考えていること、感じていることを記録する装置をいくつも使います。
その情報を基(もと)に、ある瞬間に別の場所に居た人の記憶や体験と同じように変化させることができます(この効果は「マインド・メルティング」とも呼ばれる)。
これにより、自分の体から出ることなく、時空間を移動することができるのです。
◎ Q : 地球外生命体の持つ高度な技術について、もう少し詳しく教えて下さい。
★ A : 銀河連邦の高度な技術は、1つの記事には収まり切らないほどですが、以下、地球外生命体が持っているものを少し紹介します。
先ず、パルサーと呼ばれる先端技術があります。
これは、惑星全体の全生命を破壊できるほどの強烈なエネルギー・ビームを発射する兵器です。
このテクノロジーは、絶対に必要な時にしか使えません。
これまで、使われたことはありません。
また、「ワームホールメーカー」と呼ばれる先端技術は、空間と時間にトンネルを作り、様々な惑星から来たエイリアンが短時間で長距離を移動できるようにするものです。
最後に、「クリスタル・グリッド」です。
多くのクリスタルで構成され、特殊な周波数で外部の侵略者や自然災害から人々や惑星を守ります。
銀河連邦は、実用性と有効性を最大限に考慮した高度な技術を有しています。
特に宇宙船は、非常に軽量でありながら耐久性に優れています。
また、宇宙船はクルーにとっても乗客にとっても快適で、様々な気候の中で不自由なく生活することができます。
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