ヒーローと悪役の二極化
April 9, 2024
プレアデスのチュニアからのメッセージ 【 ヒーローと悪役の二極化 】
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、こちらはチュニアです。
私は貴方のことを、とても愛しています。
先週、私は、地球上のほとんど全ての人が自分のニーズを全て満たされていないこと、ほとんどの人が何らかの方法で自分のニーズを満たそうとしていることを共有しました。
私は貴方に、とても共感します。
地球が、信じられないほど硬いことは知っています。
私の心は、貴方に捧げます。
今日は、人々が自分のニーズを満たそうとする1つの方法に、焦点を当てたいと思います。
つまり、ヒーロー/悪役の二極化です。
人々は自分の人生には目的があり、自分は善人である、或いは少なくとも、許容できる状況を受け入れて事態を悪化させている悪人ではない。
と、感じる必要があります。
自己奉仕の人でさえ、自分の行動が、何故、より大きな善の為なのか、或いは、全てが最悪で結局何も重要ではないから、それは問題ではないという。
ある種の物語を思いつくことが、よくあります。
或いは、「私がこのことをしなければ他の誰かがやっているだろうから、私がそれをして利益を得てもいいだろう」と考えます。
今では誰かが生産的な生活を送り、他人を助けることで意味を見つけ、自尊心を得ることができるでしょう。
しかし、それは難しく、人々は既に限界に達しています。
従って、人々が自分のニーズを満たす為によく行うことは、ヒーローと悪役の二極化を作り出すことです。
最も分かり易い例は、左翼の人が「この少数派の人々は抑圧された被害者です。」と言った場合です。
悪者は右翼の邪悪な人種差別主義者、性差別主義者、トランスフォーマーです。
私は、悪役と戦うヒーローです。
これは、例えば、不法移民に反対するという理由だけで、人種的な雇用割り当てが行われたり、人が人種差別主義者のレッテルを貼られたりする可能性があります。
或いは、左派の人はこう言います。
「平均的な人々は金持ちによって経済的に圧迫されているので、犠牲者なのです。」
金持ちは常に邪悪で、利己的で、貪欲で、寄生的な資本家であり、悪役です。
私は、悪役と戦うヒーローです。
ここでは、ニュアンスが欠けていることに注意して下さい。
左側の人は、右側の人達が愚かな人種差別主義者か、労働者を搾取する邪悪な貪欲な金持ち資本家のどちらかであるかのように装っています。
何故なら、人がこの方法で心理的ニーズを満たしたい場合、それは貴方が選んだ悪役を完全に悪にするのに役立つからです。
しかし、これを行うのは一部の左派の人達だけではありません。
右派の中には、ヒーローと悪役の二極化を生み出す人も居ます。
右派の人は「左翼が国を破壊しているので、平均的で普通で勤勉な人々が犠牲者だ」と主張します。
悪役は左翼で、彼らは皆破壊的でナルシシストで美徳を主張し、ジェンダーを混乱させた目覚めた共産主義者です。
私は、目覚めた悪役と戦うヒーローです。
さて、左翼の一部の人々は、美徳信号を送り、自分達のニーズを満たしてもらう為に、確かに破壊的な行動を取っています。
それは、本当です。
しかし、左翼の全員が、純粋に美徳信号に従って行動する訳ではありません。
右派の一部の人が人種差別主義者であることも事実であり、右派の一部の人が実際には利己的な金持ち資本家であることも事実です。
しかし、右派全員が、人種差別主義者や貪欲で利己的な金持ちという訳ではありません。
ここでの問題は、このヒーローのニュアンスが完全に欠如していること、つまり、悪役の二極化です。
自分側は罪のない人々を守る為に、反対側の容赦ない悪と戦わなければならない高潔な英雄として描かれています。
しかし、現実はそれほど白か黒かではありません。
自分の政治側には恐らくいくつかの不完全性や利己的な言い分があること、相手側には、現在、対処されていない可能性があるいくつかの真の懸念があることを認識する方がより生産的です。
恐らく相手側は、正味でマイナスになるような方法で懸念事項に対処して欲しいと考えているかも知れませんが、それでも、まだ対処されていない有効な懸念事項がまだ残っている可能性があります。
相手側を倒さなければならない邪悪な悪役と見做し、自陣側を悪を退治しなければならない英雄と見做すよりも、相手側を正当な懸念を持っているが、全体としては間違っていると見做す方が、議論をする上で遥かに生産的です。
これを困難にしているのは、人々が非常に感情的になり易いということです。
実際、人々の幸福は、バランスにかかっているからです。
しかし、その一方で、世界は白か白かであるかのように振る舞う道徳運動家は、現実世界に多くの害を及ぼす可能性もあります。
例えば、ある人は、10代の若者が自分はトランス・ジェンダーであると言った場合、如何なる種類の質問にも直面すべきではなく、それが望むなら10代のうちに不可逆的な手術を受けられるようにすることが、絶対に重要であると言うかも知れません。
問題は、それがまさに正しいアプローチであるケースがあるということです。
恐らく、そのアプローチによって、十代の若者の自殺が阻止されたケースもあるでしよう。
従って、一部の人々にとって、ヒーローを作りたがるのは非常に魅力的です。
ここでは悪役の二極化が進んでおり、彼らがヒーローであり、トランス・ジェンダーのティーンエイジャーが被害者であり、悪役は「問答無用で、誰もが利用できる不可逆的な手術」に完全に同意していない人々です。
ティーンエイジャーの議題です。
しかし、実際にはトランス・ジェンダーではなく、新しいアイデンティティを試しているだけだった、ゲイ、お転婆だった、またはそのティーンエイジャーが愛されていない、誰にも見られていないと感じていて、そのティーンエイジャーが人がどれだけ愛されるかを知っていたというケースも見つけることができます。
彼らが、新しいアイデンティティを世界に発表する時。
このような場合、そのようなティーンエイジャーに何も質問せず、不可逆的な手術を受けさせることは悲惨なことになるかも知れません。
もちろん、ヒーローと悪役の二極化に取り組んでいる人々は、この2番目のグループは統計的に重要ではないと主張します。
何故なら、ヒーローである為には、それが信じなければならないからです。
しかし、このグループは、実際には統計的に有意ではないのでしょうか?
左翼は、そのテーマに関して独立した研究をすることや、後に手術を後悔した人々に声を与えることにはあまり熱心ではありません。
この種のヒーローと悪役の二極化は、他のグループがある種の偏屈者であるという非難に繋がり、或いは常識の欠如や論理的一貫性の欠如にも繋がります。
例えば、10代の若者が不可逆的な手術を受けることを決定できる一方で、10代の若者が運転したり、飲酒したり、投票したりすることは許可されていないというのは、論理的に一貫性がありません。
でもね、私達はヒーローでなければならないし、あの人達は悪役でなければならないので、私達の世界観に当て嵌(は)まらないものは全て統計的に重要ではない、トランスフォーマーなどとして無視しましょう。
また、人々は、自分の側、またはその候補者をヒーローにすることで、ヒーローと悪役の二極化に巻き込まれる可能性があります。
例えば、一部の右派の人々は、トランプ大統領はワープスピード作戦など、どうしようもなかったいくつかの不運な強制手を除いて、全てのアクションが天才的な5次元チェスの動きである英雄であると考えています。
トランプ氏は退任後も積極的にブースターを推進している為、これも論理的一貫性に欠けます。
何故、彼はそんなことをしたのでしょうか?
あれはトランプではなく、邪悪な影武者だったという人も居ます。
そうですね、しかし、トランプがまだ生きていて隠れているだけの世界観では、何故、本物のトランプはブースターに対して警告するビデオをインターネットに公開しないのでしょうか?
現実世界と交流している唯一のトランプが邪悪な分身だとしたら、人々は11月に邪悪な偽トランプに投票するでしょうか?
実際には、故トランプはヒラリーやバイデンよりも好ましかったですが、全ての行動が天才的な5次元チェスの動きや不幸な強制的な動きだった人物ではありませんでした。
彼は良いこともしましたが、重大な間違いも犯し、明らかに欠陥のある男性でした。
しかし、一部の人にとっては、自分の恋人であるトランプを、全てを解決してくれる素晴らしいヒーローだと考える方が、心理的に喜ばしいようです。
従って、グループ内の全員を純粋な善人として描いたり、グループ内の全員を純粋な悪か完全に間違ったものとして描いたりしていることに気づいた場合は、ヒーローと悪役の二極化に陥っていないことに注意して下さい。
はい、1つのグループがほぼ正しく、もう1つのグループがほぼ間違っているという例は絶対に存在します。
しかし、あるグループが完全に正しい、或いはあるグループが完全に間違っていて正当な懸念が全くない、ということはほとんどありません。
同様に、イスラエルに関しては、どちらの側にも英雄と悪役の二極化に取り組んでいる人達が居ます。
極左の一部の人達は、ハマスがイスラエル民間人を殺害しても構わないと主張しますが、これはかなり極端な立場です。
右派の中にはイスラエルが、現在、ガザで行っていることは正当であると主張する人も居ますが、これもかなり極端な立場です。
どちらの場合も、誰かが一方を100%悪役だと決めつけていると思いますが、現実はそれほど単純ではありません。
今、地球上で多くの苦しみが起きていることを私は知っているので、現在、地球上の全ての人達に同情しています。
最終的に解決策は、何でしょうか?
より卑劣な方法で自分達のニーズを満たしてもらう為に、ヒーローと悪役の二極化を生み出す必要性を感じないようにするのが、地球の人々の為になるでしょう。
これは、これまでのメッセージで述べた要点を再度強調しています。
つまり、自分のニーズを満たすことが重要な精神的な実践です。
彼らに会わないと、間接的で潜在的に恐ろしく非常に有害な方法で、彼らに会うことになるかも知れません。
「私が間違っていました、ごめんなさい」と言う人は、非常に稀(まれ)です。
何故なら、ほとんどの人は既に非常に苦労していて、それを大声で言うことによる更なる心理的負担に耐えることができないからです。
そうです、これは人々の話を聞き、人々に親切にすることが、確かに素晴らしい奉仕であることを意味します。
これがお役に立てば、幸いです。
私は貴方のことを、とても愛しています。
貴方の星の姉妹、チュニア光の時代に向けて
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