喘息の本当の原因
February 19, 2024
「メディカル・ミディアム・ヒーリング・エッセンシャル」より 【 喘息の本当の原因 】
これを読んでいる貴方は、貴方や、貴方の愛する人が、喘息に悩まされている多くの人の一人である可能性があります。
どの年齢で喘息に罹患しても、成人発症喘息に直面している場合でも、小児喘息を持つ若者の介護をしている場合でも、喘息と共に生きることは常に困難な場合があります。
結局のところ、呼吸の質は、様々な形で私達の生活の質に影響を与えます。
良いニュース?
喘息は、治りますよ。
医学や研究では解明されていない本当の原因を理解したら、この状態の改善と治癒に進むことができます。
《 喘息について何を信じるかが重要 》
ある意味、喘息は片頭痛に似ており、これらの両方の症状を考慮して生活計画を立てる必要があります。
家を出る前に、次のような質問のチェックリストを実行するかも知れません。
今日は、馴染みのない環境に居るか?
吸入器は、梱包したか?
念の為、別々に運転した方がいいか?
旅行したり、新しいことを経験したりできるかどうかさえ疑問に思うかも知れません。
つまり、喘息を含む慢性疾患を患うということは、決して簡単なことではありません。
たとえ、友人や家族が喘息についてある程度の認識を持っていることや、同じように喘息に苦しんでいる人が何百万人も居ることを知って安心したとしても、それは喘息が正常である、または喘息が軽いという意味ではありません。
以下で分かるように、喘息の発症には主な原因がいくつかあり、それらを知り、ここと私の本で共有する治癒手順を適用すれば、少なくとも喘息を改善したり、生活から喘息を取り除くことができます。
もう一生耐えなければならない終身刑ではありませんし、体や免疫システムが自らを攻撃することもありません。
私が「自己免疫の混乱」と呼ぶもの、何故、これほど多くの健康状態が誤って自己免疫と分類されているのか、そして、何故、この思い込みが治癒を妨げているのかについては、私の著書『甲状腺の治癒』のこのトピックに関する章を、お読み下さい。
《 様々な種類の喘息 》
先ず、喘息には様々な種類があり、医学界が信じている1つだけではないことに注意することが重要です。
これらには、神経喘息、迷走神経喘息、横隔神経喘息、有毒重金属曝露喘息、エプスタイン・バー症候群などの根本的なウイルス疾患によって引き起こされる喘息が含まれます。
喘息のこれらの種類と原因は、何(いず)れも医学や研究では理解されていません。
《 ウイルス性、有毒重金属への曝露と神経系喘息 》
体内の低級ウイルスは神経を炎症させ、呼吸の制限を引き起こす可能性があります。
こうした呼吸の問題により、医師は頭を悩ませることになります。
例えば、呼吸器科医は、これらの症状の原因は分からないかも知れませんが、喘息か不安症の何(いず)れかであると推測する可能性が高くなります。
呼吸に問題がある患者を不安症と診断することはよくあることですが、胸の圧迫感などの喘息の症状は、神経に関連しているという事実から関連性がある可能性がありますが、神経の問題の原因は、まだ理解されていません。
そして、呼吸が制限されると、副腎が大量のアドレナリンを放出し始めます。
多くの人にとってこれは結果的に救急治療室に行くことになり、ERの医師は症状がインフルエンザ、不安、またはパニック発作を示していると考えるかも知れません。
或いは、喘息と診断された場合、患者はそれが自己免疫疾患、または遺伝的疾患であると言われることがよくあります。
これもまた間違った理論であり、「甲状腺の治癒」で詳しく説明しています。
実際に起こっていることは、体内に低級ウイルス感染が存在しているということです。
私が「甲状腺治癒」で共有したように、エプスタイン・バー・ウイルスのようなウイルスには段階があり、その後の段階では、ウイルスは神経機能を破壊する毒である神経毒を生成します。
医療界はまだこの真実を発見していない為、喘息の原因について正しい情報を与えることも、答えを与えることもできません。
神経学的観点から、喘息について考える時は、脳から首と胸に伸び、腹部と肺の機能を制御する迷走神経を考慮することが不可欠です。
同様に重要なのは、首を通って両側の胸部に至る横隔神経です。
特にウイルス性の問題が発生している場合、迷走神経と横隔神経の両方が、胸部でおかしな動作をすることがあります。
例えば、神経喘息は、勉強やパーティーの為に夜更かしし、初めて本格的なストレスに曝(さら)される大学生によく見られます。
彼らが恐らく気づいていないのは、単核症(甲状腺の治癒で私が詳しく取り上げているエプスタイン・バーウイルスによって引き起こされる)や、連鎖球菌の進行中の症例であり、これらは何年も前から醸成されていた可能性があり、ストレスの多い状況下で引き起こされます。
連鎖球菌の詳細については、私の著書『リバーレスキュー』を参照して下さい。
ウイルスが体内に存在すると、神経毒は肝臓から放出され、体内を漂い、必然的に迷走神経や横隔神経に触れ、胸部に炎症や炎症を引き起こすということは、医学や研究ではまだ分かっていません。
これは、神経喘息の症状の2つです。
ウイルスは、無数の慢性的な謎の病気の背後にあります。
喘息も、例外ではありません。
神経喘息のもう1つの原因は、有毒な重金属です。
これらはウイルスに餌を与え、その後、喘息の場合に影響を受ける横隔神経と迷走神経を炎症させる神経毒を排出します。
子供も大人も、有毒な重金属に簡単に曝(さら)される可能性があります。
「Medical Medium 重金属デトックスプロトコル」(Medical Medium heavy metal detox protocol )を実行することは、喘息を持つ人にとって非常に重要です。
感情的なストレスや困難も、根本的なウイルスや細菌の病気の引き金になったり、過剰なアドレナリンの放出に繋がる可能性があり、これらは全て喘息の発症に繋がる可能性があります。
感情神経喘息は、他の脳関連喘息と同様の症状を示すことがあります。
これらの種類の喘息では、多くの場合、吸入薬が処方されます。
ステロイドは神経を落ち着かせる為、吸入薬は症状を和らげることはできますが、根本的な原因に対処するものではなく、治療法でもありません。
環境刺激物も、喘息に影響を与える可能性があります。
これらの様々な神経喘息とは別に、炎症性気管支喘息があります。
《 炎症性気管支喘息 》
刺激物が肺に吸い込まれると、肺や気管支の通路の炎症を引き起こす可能性があります。
これらのトリガー、つまり、埃(ほこり)、汚れ、アスベストなどは、特に木工、住宅建設、エンジニアリングなどの職業に就いている場合、避けるのが難しい場合があります。
このような環境では、気管支が過敏になる可能性があります。
吸入器は一時的に症状を軽減するのに役立ちますが、慢性喘息に苦しんでおり、吸入器を頻繁(ひんぱん)に使用する場合は、ある時点でステロイドに対する免疫ができてしまう可能性があります。
では、炎症の原因は、一体何なのでしょうか?
汚染物質が肺に入り、身体がそれらを容易に、または十分に早く排出できない場合、それらは気管支の壁に付着して炎症を引き起こします。
この場合、これらの汚染物質は気管支の粘膜内層に付着し、呼吸や肺の膨張・収縮に伴って前後に移動します。
これが意味するのは、これらの汚染物質は、本質的にサンドペーパーのように機能するということです。
時間の経過と共にそれらが蓄積すると粘液の内層に詰まり、気管支が益々炎症を起こします。
しかし、環境刺激物だけが原因ではありません。
粘液は、肺の炎症と免疫システムの低下に重要な役割を果たします。
《 粘液についての真実 》
粘液は、誰の体の中にも存在します。
最良の状態では、粘液は保護メカニズムです。
健康な免疫システムを持つ為には、健康な粘液が必要です。
喉は、その好例です。
粘液の薄い層が喉を覆(おお)っているので、一日中話していても喉が痛くなりません。
しかし、肝臓、リンパ系、血流、内臓など、粘液があってはいけない場所もあります。
非常に単純に言えば、本来あるべきでない場所に粘液が蓄積している場合、私達達の体は健康な粘液中の汚染物質を取り除くことができません。
何故?
過剰な粘液は、硬くなり腐敗します。
これにより、肺に存在する刺激物が、体外に排出されるのを防ぎます。
この不健康な粘液の蓄積とは異なり、風邪をひいた時に生成される健康な粘液は、体がウイルスと戦う手段です。
健康な粘液は、体がウイルスを見つけて破壊することを可能にします。
では、そもそもこの過剰な粘液の原因は、何でしょうか?
答えは、何を食べるかです。
粘液を生成する食品が食事に多く含まれていると、健康な粘液が肺から汚染物質を除去する役割を果たせなくなります。
粘液を効果的に使用するには、体が良好な状態にある必要があります。
粘液が多過ぎると炎症が増大し、呼吸困難やその他の喘息症状が長引き、激化するだけです。
《 避けるべき食品 》
体から粘液を除去する為の最初のステップは、牛乳、ケフィア、バター、クリーム、チーズなどの乳製品を除去することです。
ビーガン、または植物ベースの場合、これには乳製品を含まないチーズも含まれます。
大豆は粘液を生成する食品であり、ナッツや種子ベースのチーズは、通常、脂肪分が非常に多いか発酵している為です。
「リバー・レスキュー」で説明しているように、これは肝臓に負担がかかります。
卵も体内のウイルスの餌となる為、避けることが重要な食品です。
ご存知の通り、根底にあるウイルスは喘息を引き起こし、悪化させる可能性があります。
ウイルス性喘息、神経性喘息、気管支喘息の何(いず)れに対処している場合でも、卵を除去することで体内の粘液の量、延(ひ)いては炎症の量を減らすことができます。
更に、キャノーラ油、大豆、豚肉を取り除くことも、治癒への道を歩み始めるでしょう。
これらの各食品に含まれる脂肪分は、粘液が自然、かつ迅速(じんそく)に体から排出されるのを防ぎます。
喘息を治したい場合、食事中の脂肪分を減らすことが、一般的に役立つのと同じ理由です。
植物ベースの食事を食べる場合は、食事に含まれる油、種子、ナッツの量を50%減らします。
本質的に脂肪が多い動物性食品を食べる場合は、治癒中は多くても1日1回、理想的には多くても週に2~3回摂取するようにしましょう。
喘息をできるだけ早く簡単に治したい場合は、症状がなくなるまで植物ベースの食事を検討することが、非常に役立つでしょう。
喘息の治療中は穀物も避けるのが最善ですが、少量のキビは大丈夫な人も居ます。
私の番組「穀物についての真実」(Truth About Grains)で、穀物と何を食べて何を避けるべきかについて詳しく学びましょう。
同様に、喘息の治癒中は、豆を食べ過ぎないように注意して下さい。
ひよこ豆、フムスを少し加え、レンズ豆を、時々、加えるだけでも問題ない人も居ます。
食事にもっと取り入れられる食品は、何ですか?
ナッツや脂肪を過剰に摂取すべきではありませんが、少量の麻の実とクルミをアボカドと一緒に食べると、治癒に役立ちます。
カボチャやヒマワリなどのナッツよりも、種子に重点を置く必要があります。
サツマイモを含む果物やジャガイモ、様々な種類のカボチャ(夏カボチャ、カボチャ、スパゲッティなど)を、たくさん食べて下さい。
生野菜、ほうれん草などの葉物野菜、サラダをたくさん食べると粘液が肝臓や腸管から体のリンパ管を通って押し出され、体外へ排出されるのにも役立ちます。
買い物リストに加えたいもう一つの癒しの食品、それは生姜です。
苦しんでいる喘息の種類に関係なく、ショウガは免疫システムを強化し、脳に優しい抗酸化物質を豊富に提供し、炎症を軽減します。
そして、最も重要な食品グループは、新鮮な果物です。
果物は糖分が多過ぎる、または体調が悪い場合は避けるべきだと主張する人に惑わされないで下さい。
これは、有害な誤った情報です。
実のところ、果物は喘息を含む慢性疾患を治す為の、最も重要な食品です。
何故、果物が貴方にとってそれほど重要であるのか、そして、何故、それが避けるべきであると今日一般的に言われているのかについて詳しく知りたい場合は、私のラジオ番組を聞いて、「果物の恐怖」(Fruit Fear.)に関する私の記事を読んで下さい。
私の著書『Medical Medium』で紹介している Medical Medium 28Day Cleanse は、治癒を促進し、喘息と闘う素晴らしい方法です。
1~3か月間(ご希望であれば更に長く)、浄化を行うこともできます。
また、非常に有益な(そして、おいしい)ヘビー・メタル・デトックス・スムージー(Heavy Metal Detox Smoothie)を取り入れることも検討して下さい。
これは、有害な金属を、体から完全に除去する唯一の真に効果的な方法です。
このスムージーをできるだけ長く、毎日、飲み続けて下さい。
考慮すべき有用なサプリメントには、アデノシルコバラミン、及びメチルコバラミンを含むビタミンB12、マイクロCとしてのビタミンC、NAC、及び少量のMSMなどがあります。
イラクサの葉、レモンバーム、硫酸亜鉛も効果的です。
ここで重要なのは、あまりにも多くのサプリメントを直ぐに摂取しないことですが、先ず避けるべき食品を取り除き、癒しの果物、葉物野菜、野菜をより多く加えて食事をクリーンアップすることに集中することです。
それから、少しずつサプリメントを摂取していきます。
《 更に 》
治癒して、吸入器が不要になることは可能です。
粘液を生成せず、実際に粘液を減らし除去する治癒食品から始めることが重要です。
そして、重要なのは一貫性です。
また、オーデコロンや香水などの人工香料などの環境刺激物も、可能な限り避けて下さい。
これらの香りは、喘息やその他全ての慢性疾患の引き金となります。
これには、芳香剤、香りつきキャンドル、ドライヤーシート、工業用洗浄製品、エアロゾル、刺激の強い洗剤なども含まれます。
仕事やその他の理由で、これらのアイテムの近くに居る必要がある場合は、可能であれば安全マスクで身を守って下さい。
最後に、セロリ・ジュースを飲んで下さい。
セロリ・ジュースは神経を落ち着かせて治癒し、多くの慢性疾患の原因となる神経毒を生成する病原体を飢えさせる、驚くべき働きをします。
他の病気と同様、治癒には時間がかかりますが、喘息の原因と、粘液の生成を減らし、病原体を飢えさせ、体内で炎症を起こした神経を治す為に食べられる食べ物についての真実を終(つい)に知ったので、貴方は治癒に一歩近づいています。
常に深く完全な呼吸ができることで得られる、自由を体験します。
貴方には、それ以上の価値があります。
身体を癒し、回復させる方法について詳しくは、ニューヨークタイムズのベストセラー本『Medical Medium: Secrets Behind Chronic & Mystery Illness and How to Finally Heal』をご覧下さい。
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