山羊座の冬至

December 17, 2023

ローレン・ハワード・コールマンからのメッセージ　【 山羊座の冬至 】

冬至の時期に訪れる、精神的、霊的、道徳的な力の復活を利用しましょう。
私達のハートにある感情や思いこそが、人々の心に届き、より良い感情、より広く強い行動へとハートをかき立てるのです。
~ロバート・クロスビー

クリスマスは、12月21日、22日に始まり、元旦まで続きます。

12月21日(日本時間12月22日12:27)は北半球では1年で最も昼が短い日で、太陽が黄道の最南端で止まって見えます。
地理的な地図で見ると、赤道から23度南の南回帰線に相当します。

この神聖な時期の冬至は、太陽年で最もパワフルで重要な時期の一つです。
太陽が一時停止し、静止しているように見える移り変わりの時。
この日から間もなく太陽は徐々に北へ戻り、光の復活を齎(もたら)します。

夜明け前の暗闇の中で、私達は象徴的に悟りという儚(はかな)い光を探し求める、自分自身の魂の旅と向き合うことになります。
儀式、宗教、共同体、祈り、パーティー、愛、自然の驚異、或いは祝祭的なホリデー・ライトやキャンドルを通してこの真実を求めるにせよ、それはまた、再生、再生、そして、知恵と光への希望を齎(もたら)します。
そして、もし、私達がこの波に乗り、この時期にこの旅に身を捧げることができれば、それは私達が行くべき所に私達を連れて来てくれるでしょう。

冬には生命の可能性がまだ大地の中に眠っていて、それを再び活性化させる光の復活を待っています。
私達の人生においても、冬は休息と思索の時です。
これは私達自身の冬眠と引き籠(こも)りのバージョンであり、私達は自らの可能性を内側に求めるのです。

ここ北半球の冬至と年末年始の象徴は、恐らく私達の新年の抱負を発展させる基礎となったものでしょう。
山羊座のサインにシフトすることで、目的と成長への新たな波動とコミットメントがやって来るからです。

冬至の日には、静寂と共にその日を祝いましょう。
嘗(かつ)てあったものを振り返り、有り得るかも知れないものに期待を持って目を向けましょう。

カーディナル・サインの0ºは、地軸上に位置しています。
太陽がカーディナル・サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)に入る時のイングレス・チャートは、次の四半期の運勢を決定します。
従って、この地軸上で起こる現象は全て、数カ月後、時には数年後の重要な傾向を示す為に、特に重要な意味を持ちます。

今年の山羊座冬至は水星の下合と重なりますが、これはいつも水星の逆行期の真っ只中(まっただなか)に起こります。
水星が太陽の光線の中で消費され、夕方の空から完全に姿を消したように見える時です。
その後、1月に朝の星として戻って来ます。

12月22日の水星の下方コンジャンクションは水星の“新月“と似ていて、新しい水星サイクルが始まります。
これは再生の時であり、下方交合で蒔(ま)かれた最も重要な思考が、次の111日間の水星サイクルの調子を整えます。

夏至と水星の下方交合の時、太陽と水星は共に拡大的な木星とトラインになり、土星ともセクスタイルになります。
これは、重要です。

木星と土星のセクスタイルによって、私達は新年を迎えることになるからです。
木星が未来への新しいビジョンに種を蒔(ま)ているのに対して、土星はそのビジョンをより身近で実現可能なものにする為に、舞台裏で動いています。

新年には水星も木星も直行し、希望や計画が実現します。
そして、冬至の日に太陽が山羊座に入ることで、私達は既にその種が発芽するのを見始めています。
山羊座の季節のキーワードは、計画、目標設定、整理整頓、自己管理、達成への憧れ。

私達には、目標があります！
水星の逆行と共に過ぎ去った1年を振り返り、これからの1年に期待する時です。

山羊座の季節は、新年の抱負を立てる習慣があるように、約束を守ることに特に適しています。
しかし、冬至は静寂と瞑想の時であり、行動を起こす時ではありません。
ですから、山羊座の夏至は一旦立ち止まって貴方がこの場所に来た理由を振り返り、同時に有り得るかも知れないことを切実に考えるのに使って下さい。

2023年に学んだこと、達成したことのうち、2024年に持って行きたいものは、何ですか？
もっと学びたいことは、何ですか？
今年は、どんな目標を立てたいですか？
2024年の貴方のバケットリストは、どのようなものですか？

太陽の、誕生の季節です。
成長と表現の為に、太陽のエネルギーを必要とする種や植物が戻って来て実を結ぶのです。

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