プーさんとイーヨー
October 19, 2023
ジュディス・クーゼルからのメッセージ 【 プーさんとイーヨー 】
古典的で最も愛されている児童書の1つは、もちろん「くまのプーさん」です。
私は子供達にストーリー・アワーを教える時に、これを読んだり、ウォルト・ディズニー版を見せたりすることがよくありましたが、それは主に人間の全ての特徴が美しく表現されているからです。
イーヨーを、例に挙げてみましょう。
彼の顔は常に床に垂れ下がり、下唇を曲げており、その結果、常に尻尾が垂れています。
ウィニーがどんなに元気づけても、尻尾を何度元に戻しても、効果はないようです。
世の中にはイーヨーがたくさん居て、会う度に落ち込んでいます。
彼らは自分達の何が間違っているのか、そして、世界の何が間違っているのかについて、際限なくリストを作成しているようです。
反対のことを彼らに見せようとすると、長い言い訳が必要になります。
「私は……しなければならない……はずだ……する必要があると思います。」
しかし、言葉や貴方が言うものは全て、ゴムボールのように彼らに跳ね返されることが分かります。
実際のところ、こうした話が繰り返されるほど、古いネガティブなパターンが継続することになります。
何故なら、それらが彼らにとって快適ゾーンを生み出すからです。
途中で何か見返りがなければ、彼らはこの全てに同意することはないでしょう。
従って、ここでは本当に自分自身の内側を深く見つめる必要があります。
私も、全てを失った自分をとても残念に思いながら、「魂の暗い夜」を過ごしました。
文字通り、家もお金も、何もありませんでした。
実際、これは私の人生最大の目覚めの呼びかけでした。
私自身以外、誰も私をこの状況から救い出してはくれないことに気づいた時です。
私が本当に自分自身を憐れんでいた日に、親愛なる友人がこの全てのきっかけとなりました。
彼女は、こう言いました。
「そこに座って、一生自分を残念に思うこともできるし、立ち上がって埃(ほこり)を払って、人生そのものの仕事に取り組むこともできるわ。」
彼女にイライラしたと言うのは控えめな表現ですが、確かに私は目が覚めました。
少しずつ、私は自分の人生を再び元に戻し始めました。
実際、今は全く新しい人生、新たな始まりです。
そして、治癒するに連れて古い生活が過ぎ去って、全く新しいより良い生き方が始まっていることに、とても感謝するようになりました。
この全てが私に教えてくれたのは、外に出て自分を超えようということです。
自分自身にインスピレーションを与えることができなかった時代には、私は行って、座って、書き、他の人にインスピレーションを与えました。
他の人にインスピレーションを与えることで、私自身もインスピレーションを受けました。
寝る為のベッドがあること、頭の上に屋根があることなど小さなことに感謝するようになり、どういう訳かそれが常に形や存在として現れました。
それ以上に、私は常に自然の中で大きな喜びとインスピレーションを感じていました。
私の導きに従い、自分の内なる声を信頼し、これら全てに対して心を開いた時に、奇跡が起こり始めることに気づきました。
それ以来、私の人生がどのように変わったかを見ると、私は自分自身をほとんど認識しません。
非常に多くの夢が、実現して来ました。
主に他の人と分かち合い、他の人にインスピレーションを与え、常により大きなビジョンを求め、たとえ、それが大きな信念の飛躍を必要としたとしても、それに従い始めたことです。
これは、私が今でも時々落ち込まないという意味ではありません。
もちろん、します。
私も、貴方と同じ人間です。
しかし、私は自分の内側に深く入り込み、内なる神性と繋がることを学びました。
何故なら、神聖なソース、または神は貴方の中に遍在しており、天使、大天使、そして、貴方自身のアセンデッド・マスターの形で助けが無い訳ではないからです。
それ以上に、私は頻繁(ひんぱん)に全てを完全に明け渡さなければなりませんでした。
そして、明け渡すことで、私は自分自身の道から抜け出していることに気づきました。
何故なら、私達は恐怖や不安、そして、私達自身の投影によっても連れがちだからです : 物事がどのようにあるべきか、形や存在として現れるか。
この重要な時期に立ち上がって人生を歩んで行く、新しい地球と新しい黄金時代のビジョンを心の中に持ち、毎日、それを生きることによって、それを形と存在へと育み信頼する生来の能力です、あらゆる方法で。
小さなベイビー・ステップで意識を高く保ち、古いドラマに引き戻されたら直ぐに再びそこから抜け出し、深いクレンジングと浄化の作業を行いエネルギーフィールドを浄化して、再び最高の状態に引き上げられるように頼んで下さい。
私達は魂の最高の目的と使命を定着させる為に、ここに居ます。
生きる為であり、どこかに浮く為ではありません。
それは、平凡でありふれた日常のシュレップ、そして、純粋な至福の瞬間や遥かに高い意識状態を意味します。
人生は真実であり、常に祝福です。
私達の周りには、喜びとインスピレーションを齎(もたら)す大切にすべきもの、愛するべきものがたくさんあります。
花のほんの小さな完璧さ、鳥の囀(さえず)り、日の出と日の入り、雨、波紋など。
水、そして、髪を揺らす風。
笑顔、言葉、優しさ。
それは単に自分自身を大きなハグとして、影も光も含めてありのままの自分を愛することかも知れません。
笑いは、何よりの贈り物であり、喜びも同様です。
まさに、人生そのものが奇跡なのです!
そして、自分自身の魂と深く繋がれば繋がるほど、世界と自分の肉体には目に見えるものよりも遥かに多くのものがあることに気づくでしょう。
実際、自分の快適ゾーンから自由になり、現在利用可能な無限の高次の意識状態に進んで拡大しようとするならば、不可能なことは何もないということです。
ジュディス・クーセル
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