2023年のスーパー満月、ブルー・ムーン

August 26, 2023

ローレン・ハワード・コールマンからのメッセージ　【 2023年のスーパー満月、ブルー・ムーン 】

これは、占星術的に忙しい週です。
恐らく今週の天文学的なハイライトは、30日のスーパー満月、今年で最も明るく大きな満月かも知れません。

8月2回目の満月は、ブルームーンです。
そして、今週末、火星が天秤座に入ります。
これらは全て、其々(それぞれ)の理由で重要です。

満月の時、乙女座の太陽は、魚座の月と完全にオポジションになります。
この時、私達はしばしば無感覚なものを理解し、混沌から秩序を生み出すことができるかどうかが最も問われます。

8月30日(日本時間31日10:36)、魚座7度25分に位置する満月は、逆行中の土星とコンジャンクションを起こします。

土星の逆行の最中に起こる太陽とのオポジションは、満月の数日前に正確になります。
私達がこれまで葛藤して来たり、道を蹴って来たりした制限、抑圧、恐怖が、満月と共にある種の危機的なポイントに達する可能性があります。
その結果、これまで避けて来たこと、我慢(がまん)して来たことが、もはや無視できなくなります。

満月が土星を照らすことで、私達は現実と向き合うことを求められています。

魚座は、私達の最高の理想と願望を表します。
夢や切ない希望、想像、時には幻想の星座でもあります。

もし、私達がある問題を否定していたなら、満月に開示されることは、もはや否定できません。
もし、私達が自分自身を抑え込んだり、先延ばしにしたり、変化に抵抗していたなら、満月はそうすることの結果を示してくれます。

土星が魚座にある時、私達は夢を否定される危険に曝(さら)されていると感じることがあります。
しかし、これは全く真実ではありません。

現実の惑星である土星は、夢と大きな願望のサインにある時、私達の夢をより身近な現実にする能力も持っているからです。
乙女座の太陽はそのプロセスを促進する便利なツールを齎(もたら)してくれますが、それは現実を直視する意志がある場合に限られます。

土星の逆行は私達が特定の課題や障害、自信喪失に直面している場所を教えてくれます。
私達はその自信を回復することができ、太陽の援助によって課題を克服する為のツールさえ与えられます。

10月24日、太陽と土星のトラインがそのプロセスを促進します。
これは現状を回復させることを目的としたトラインで、その後11月4日に土星が直行します。

今週は、太陽と逆行する土星のオポジションがあります。
土星と太陽のオポジションは、毎年、土星の逆行期の真ん中にありますが、満月によってこのように照らされることは滅多(めった)にありません。
ですから、このスーパー・ムーンの光の中で、何が明らかにされているかに注意を払って下さい。

リチャード・ノールはこれらのスーパームーンを、月が近地点にある時、または軌道の中で地球に最も近い地点にある時に起こる新月、または満月と定義しました。
それは月をより大きく見せ、月が沈んだり昇ったりする時は、より大きく見えます。
そして、私達の生活だけでなく、地球の潮の満ち引きや情勢にも大きな影響を与えると言われています。

満月は、チャンスとも言えます。
時は、熟しています。
潮は、満ちています。

そして、私達は対岸に向かうよう求められているのです。
ですから、8月30日の魚座の満月に、自問してみて下さい。

⚪︎ 現在の障害や課題を克服するのに役立つ有益なツールや情報は、何ですか？

⚪︎ 貴方が、今、直面しなければならない、もはや無視できない現実は、何ですか？

⚪︎ どんな夢や幻想を捨て去り、今の自分を支え切れなくなりましたか？

⚪︎ どこで行き詰まっていますか？或いは、次のステップに進む自信を失っていませんか？

【 8月28日の天王星ステーション 】

8月28日から29日にかけて、天王星は1月27日まで続く逆行期に入ります。
天王星と意識的、かつ健全な方法で仕事をする時、私達は自分らしさを評価するようになります。

現状に馴染む為、或いは現状を打破する為に、自分の個性を妥協することで私達はその唯一無二のユニークさを見失うことがあります。
天王星が逆行期にある時こそ、私達は自分自身の内なるブランドに触れる機会を与えられます。
ですから、これからの天王星の逆行期を最大限に生かす為には、先ず自分自身の内なる真実を認めることが大切です。

今はこのことがとても重要なので、他人にレッテルを貼られたり、支配されたり、コントロールされたりすることを許せなくなるでしょう。
また、流行に合わせたり、流行に乗ったりする為に、自分自身の誠実さを損ないたくもないでしょう。

貴方が、貴方である為に。
自分だけのブランドと真に繋がれば、他人の許可など必要ありません。

また、それを誇示する必要もありません。
貴方はただ、そのままでいいのです。

天王星が直行期にある時、私達は本当の自分自身や道をサポートしてくれるかも知れない、或いはサポートしてくれないかも知れない外の状況を、より意識するようになります。
その結果、ギアをシフトしたり、それに対応する為に新しい方向に進むことに気づくかも知れません。
しかし、天王星が逆行期にある時、行われる調整は、より内面的なものです。

最近、何か変化を経験したり、起こしたりした人は、この時期に既に起こった変化に適応し、その意味を理解しようとするでしょう。
将来、何か変化を計画している、または期待しているのなら、変化というアイデアに慣れる為の内的なシフトを行う可能性が高い時期です。
従って、天王星の逆行期間は、まだ来ていない変化への準備段階となります。

変化というアイデアを内面的に処理することで、貴方は準備ができ、恐らくまだ来ていない変化を予期することさえできます。

【 天秤座の火星 】

8月26日、27日に、火星が天秤座に入ります。
これが重要なのは月のノードが、最近、牡羊座と天秤座の軸に移動したからです。
牡羊座の支配星である火星が天秤座の反対側のサインに移動することで、これらの進化の成長の印の軌道に影響を与えるでしょう。

天秤座は平和のサインであり、戦士の惑星がその領域に入ると、武器をドアに置いていくことが求められます。
天秤座は中立の領域であり、敵味方が肩を並べる場所です。
しかし、火星は私達の保護者です。

いつものように武器を自由に使えない火星は、境界線を設定し、この領域を守る為の別の方法を探さなければなりません。
そして、火星が直接戦う気がなかったり、戦うことができなかったりする場合、火星は自分の道を切り開く為の別の手段を見つけます。

しかし、ノースノードを象徴する火星は、サウスノードの領域に入りつつあります。
そして、天秤座のパラダイム内で、物語を盛り上げる力を持っています。

そして、平和主義者の天秤座では消極的な戦士ですが、天秤座の火星にとって、公正、正義、平等の問題ほどやる気を起こさせるものはありません。
そして、いつものように攻撃的になることはできませんが、目的を達成する為に、非攻撃的で平和的な手段を使うことはできます。

火星は10月上旬に、天秤座のサウス・ノードとコンジャンクションします。
火星とノードとの関係を考えると、私達はいつ行動を起こすべきか、それとも妥協して退くべきか、迷ってしまうかも知れません。

私達自身、波風を立てたくない、巻き込まれたくない、でも、その代償は？
8月26日から10月11日まで続く天秤座の火星のトランジットの間、私達がどんなに避けようとも、妥協しようとも、公平、平等、正義の必要性をより強く意識することになりそうです。

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