コンタクト24 : ネグマクvsシカール帝国

Posted on 5月 8, 2023 in エレナ・ダナン by admin

May 2, 2023

エレナ・ダナーンからの情報 【 コンタクト24 : ネグマクvsシカール帝国 】

我々の太陽系からネガティブな種族が排除されてから、「仕返し」に来ることを予測し、新たな軍事体勢が展開されています。
銀河間連合の船団とシカール・ドラコの大敵である蠍(さそり)座に暮らすネグマク(グノモポ)種族が、我々太陽系の周りにあるプラズマ・シールドの外で警備に当たっています。
シカール帝国は白鳥座からペルセウス座に広がる帝国ですが、大元の故郷は竜座のアルファ星が本部、その他シグマ星、イプシロン星になります。

シカール・ドラコ達は我々の太陽系から追い出されたことに憤りを感じており、最近、ネグマクに対して挑発的な態度を示しています。
ネグマクの怒りに触れたら、大変です。
しかし、シカールは彼らと戦争を起こそうとしている感じです。

2021年に銀河連合とネグマク種族が、初めて契約を交わしました。
ネグマク種族は銀河連合のメンバーではなく、独自のやり方でこの銀河に存続することを選んでいます。

我々の太陽系で戦争が起きそうな気配だった為、銀河連合はネグマクに援助を要請しました。
蠍(さそり)座に暮らすネグマク(グノモポ)種族は、我々のナタル銀河の中で最も古くから居る種族です。

非常に大きな、昆虫のような様相です。
彼らはヒューマノイドでもなく、グレー種族でも、レプティリアン系でもありません。
独特の種族です。

見た目も非常に恐ろしく、怒らせたら大変です。
本気を出せばシカールを一気にやっつけることができる強さで、シカールさえも恐れている存在です。

銀河の全ての種族にとって彼らがまだ本気でこの銀河を征服しようとしていないことは、とてもラッキーなことです。
彼らの宇宙船は黒い光沢のある金属でできており、地球の政府も1989年に1stコンタクトがあり、彼らのことは知っています。

カバールは彼らの恐ろしい様相を利用して、地球人に恐れを与える為に映画「インディベンデンス・デー」を制作し、ネグマクの様相のETが地球に侵略して来るというシナリオを描きました。

ネグマクがナタル銀河の我々の暮らす区域に侵略して来ない理由は、アヌンナキとの契約にありました。
エンキ、またの名を王子イアと言いますが、彼が我々の太陽系に戻って来たことで、その契約が交わされたのです。

我々太陽系を地球人達が管理して行けるように、ネグマクと交渉してくれたのです。
これは2022年12月に、土星の月の一つミマスにて契約が交わされました。

ですから、ネグマクはアヌンナキと地球のアライアンスの許可なく、我々太陽系のプラズマ・シールド内に侵入することはできません。
公式には彼らとはそういう契約がありますが、彼らの性質やもの凄い戦闘力を考えれば、警戒する必要があります。

2023年4月19日、ネグマクの宇宙船1機が、我々の太陽系に銀河連合の許可のもとで入って来ました。
目的は銀河連合の戦闘機エクセルシオールの高等指揮官や、高等評議会のメンバーとの会議の為です。
特に、遺伝子研究部署との会議でした。

これは、銀河連合が保有する遺伝子周波数のデーターベースを入手する為でした。
テラ(地球)にまだ居るシカール・ドラコとのハイブリッド達が、どこに居るかを探し当てる為です。

この数十年の間で、人間とドラコのハイブリッド達が造られ、地球のあらゆる国に自由に暮らしています。
銀河連合はそのハイブリッド達を常に監視していますが、銀河での裁判において、今はまだ彼らを地球から排除せずに様子を見るという判定が出ています。

このドラコとのハイブリッド達の多くはCIAなどの情報機関におり、偽情報を流すことを仕事にしています。
ネグマクは万が一ドラコとの平和協定が結べなかった時の為に、このハイブリッド達を人質として捉えておきたいと考えているのです。

ドラコ達には、ヒューマノイドのDNAが全く入っていません。
だからドラコにとって人間とのハイブリッドは、非常に貴重なのです。

特に、地球人の貴重なDNAが入っているからです。
しかし、ドラコ達は、恐らく既にハイブリッドを自分達の宇宙船にも連れて行っており、重要なポジションに就かせている可能性が高いので、この作戦はうまくいかないのではないかと思います。

次のネグマクとの会議に、私も招待されました。
私はネグマクにまだ会ったことがなく、とても会いたいと思っていました。
漸(ようや)く、その機会が訪れたのです。

2023年4月22日。
4つのプラズマのオーブが私の家に来て、エクセルシオールにビーム・アップされました。

銀河連合の制服に、着替えるように言われました。
そこからどうやって会議に出席するのかは、全く知らされていませんでした。

高等指揮官達が集まっている、ホログラフィック・ミーティング・ルームに案内されました。
そこには、高等指揮官アルダナも居ました。

一人デネソーという指揮官以外は、全員居ました。
ソーハンが私に、青い手袋を装着するように言いました。
全員、それを装着していました。

このテクノロジーを見るのは、私は初めてでした。

私は皆んながやっているのと同じ様に、中央のホログラフィックな丸いテーブルのパッドの上に両手を載せました。

前回、会議に出席した際はホログラムの会議でしたが、今回はバイロケーション(同時に2箇所に存在する)テクノロジーを使って、実際に会議に出席するというものを初めて体験することになりました。
このテクノロジーを使えば万が一何か危険な状態にあっても、即座に会議所から消えて、エクセルシオールに戻って来ることができるのです。

手をパッドに置くと、即座にテレポーテーションする時と同じような感覚に身体が包まれました。
気がつくと、私は硬く冷たい石でできた椅子の上に座っていました。
オリーブグリーン色の石でした。

ソーハンが、隣に座っていました。
高等指揮官達も皆んな同じ椅子に座り、椅子の陳列は半円形になっており、中央に白いミストがかかっていました。

場所は洞窟の中で、とても寒く体が震えていました。
テレパシーで環境調整ベルトを使うようにと指示が来ましたので、私は左手でベルトにある自分の生態を感知するパッドに手を当てましたが、このベルトはどうやらプレアデンのアヘル種族の生態しか感知できないのか、私にはあまりうまく効きませんでした。

アルダナとデネソーと銀河間連合のオーナ、タイエル、ゲイタックがそこに居ました。

それからテングリ種族のヘラルドが、評議会の代表として。

そして、オスマンの女性、彼女は評議会の弁護士であり、プライム・ディレクディブの管理者です。

王子イアは、居ませんでした。
ミマスで開催された会議において、もう我々太陽系の政治には関与しないことになったので、居ないのは納得でした。
アドバイザーとして招待されることはあるかも知れませんが、彼にはもう決定権はないのです。

私は、突然、今までに体験したことのない恐怖心に骨の髄まで襲われ、氷つきました。
冷たい椅子のアームレストを掴んでいる両手は震え、涙が出て来ました。
ソーハンが隣で私の腕に手を当てて、「大丈夫。心配するな。彼らは見た目は怖いが、良い種族だ。安心して。」と言いました。

彼らは背丈6mくらいあり、霧の中からもっと現れて来るのが分かります。
近づいて来る、足の爪の音がします。
巨大なクモのようで、頭も大きな甲羅のような骨が突起しており、胸にはレプティリアンのような鱗がありました。

彼らは、アッという間に姿を消すこともできました。
シカールさえも恐る存在だということを、目の当たりにしました。

ソーハンの声が、またテレパシーで聞こえて来ました。
「彼らは、ホログラフィックな会議を好まない。だから、こうやって実際に姿を見せる必要があったんだ。」

◎ エレナ : 私達は、どこに居るの?

★ ソーハン : 天王星の月だ。
テラは、この月をアリエルと呼んでいる。
大気圏は、二酸化炭素に覆(おお)われている。

高官アルダナが、ネグマクの前に立っていました。
この女性は、何を見ても全く怯(ひる)まない強い女性です。

アルダナとネグマクは、テレパシーで会話をしていました。
私にはネグマクの言語を理解する機能が備わっていないので、ソーハンが通訳してくれました。

アルダナはネグマクに、「貴方達は銀河連合のメンバーではないので、私達のデーターベースを渡すことはできない」と言っていました。
ネグマクは怒って、左右に動いています。
そして、鋭い爪のある長い足の一本をアルダナの前に刺しました。

アルダナは、それでも全く怯(ひる)むことなく、無表情で立っています。
アルダナは両腕を組み、ネグマクの怒りが修まるのを静かに待っています。

すると、テングリのヘラルドがやって来ます。
彼はネグマクに我々のメンバーにならないと、データを手渡すことはできないこと。
だから、メンバーになるべきだと説得します。

シカールのハイブリッド達のリストを、今、渡すことのできない理由は、これは地球人達が目覚める為にその過程で彼らが必要であり、このゲームが起きていることを地球人が気づく為に、まだ彼らが必要なのだと言いました。
ヘラルドは、ネグマクに銀河連合の法律や倫理を再度伝えています。

◎ エレナ : これは、彼らを更に怒らせることにならないの?

★ ソーハン : なるだろうね。
彼らは、自分達のやり方でやることに慣れているから。
他の種族に従うのは嫌いだ。

ネグマクの代表は、テレパシーを止(や)めて奇声を発しました。
大きな音が洞窟に響き渡り、私は更に震え上がりました。
後に居るネグマクの仲間も一緒に興奮しているようでした。

私は、ソーハンの手を強く握り、もういつの瞬間にも危険な状態になりかねない。
船に戻ることになるかも知れないと、考えていました。
すると、デネソーが立ち上がり、ネクマクに向かって、ネグマクの言語で話し始めます。

デネソーは銀河連合の科学者で、ネブの女王のリンクの暗号解読に成功した人です。
彼が喋り始めると、ネグマクは真面目(まじめ)にそれを聞いています。

デネソーはネグマクに交渉し、「シカールのハイブリッド全員のデーターベースを渡すことはできないが、4人だけ捉えて、エクセルシオールに厳重な警備の下に彼らを人質として連れて来る。しかし、ネグマクに、彼らを明け渡すことはしない。万が一の時の為の、人質だ。それでどうだ?」と言いました。

ネグマクは、ウロウロしながら考えています。
すると、次にオスマンの女性がネグマクの前に行きます。

そして、テレパシーでネグマクに、「プライム・ディレクディブ(銀河連合の誓約書)を見せましょう」と言います。
頭の上に青い球体のホログラムが現れ、そこにプライム・ディレクディブが見える仕組みになっていました。

◎ エレナ : 私は、この女性がとても好きです。
物静かで優美な雰囲気を、いつも変わることなく漂わせています。

▲ オスマン : 貴方達が銀河連合のメンバーになれば、その人質をお渡しします。
しかし、メンバーにならなければ、その人質は銀河連合の戦闘機の中で厳重に警備し、捕獲しておきます。

ネグマクは青い球体の中の誓約書を読みながら、両方の提案を考慮すると言いました。

★ ソーハン : これはよかった。

ネグマクは後に退(しりぞ)いて行き、霧の中に消えて行きました。
私はソーハンの手をぎゅっと握っていましたが、それを緩(ゆる)めました。

同時、体の緊張も解(ほぐ)れていきました。
アルダナがこっちを見て、ニコリとしました。

私達は、エクセルシオールに戻ろうとしていた時です。
部屋の片隅にアジア人ぽい、短い髪の毛の男性が座っているのに気づきました。

彼の顔は三角で、黄色のジャンプスーツに黒い紋章が入っていました。
シリウスBの、タシュケル種族でした。

彼らは、この月に基地を持っています。
彼らが、この会議をオーガナイズしたのでした。

私達は、エクセルシオールに戻りました。
両手を、パッドから離しました。

ソーハンが笑って私の肩を叩きながら、「なあ〜、これでネグマクに会えたね」と言いました。
「次にまた、会議が起きるだろう。」

◎ エレナ : 「地球人にこれを伝えるのは、それが終わってからの方がいいの?」

★ ソーハン : 「そうだね。その方がいいだろう。」

そして、次の会議の時が来ました。
それは、4月28日に起きました。

私は再度、エクセルシオールにビームアップされました。
その日の朝に、評議会メンバーとネグマクが行った会議をホログラフィックな動画で見せてもらいました。
私は、今回は実際にネグマクに会わずにすんだので、ほっとしました。(笑)

会議の最初の方は高等指揮官とネグマクだけで行われ、後半は銀河連合の全ての特使達に公開されました。
アルダナの言った言葉を、できるだけ正確にお伝えしたいと思います。

ネグマクは、現時点では銀河連合のメンバーにはならないということです。
プライム・ディレクティブと銀河連合の倫理をしっかり考慮し、将来は加入することを検討していると言いました。

★ ソーハン :彼らは優秀な種族であり、彼らの倫理観も高明なものだ。
彼らが直ぐに簡単に商談に応じなかったのは、良いことだ。
彼らが真剣に検討している証拠だ。

彼らが銀河連合のメンバーになってくれれば、もう無敵だ。
非常に強い、味方となる。
これは、良い会議結果となったのだ。

◎ エレナ : 捉えた人質は、どうなるのですか?

▪️ アルダナ : ネグマクとシカールの交渉が成立するまで、このまま厳重にここで監視して行きます。

◎ エレナ : 万が一、うまく行かなかったら、どうなるのですか?

▪️ アルダナ : 未来のタイムラインを計算するテクノロジーを、保有しています。
これは起きないと、出ています。

◎ エレナ : でも、万が一うまく行かなかったら?

▪️ アルダナ : その時には、ネグマクは銀河連合のメンバーとなり、我々は人質を彼らに明け渡します。
銀河間連合とネグマクと我々が団結すれば、シカールさえも抵抗できません。

◎ エレナ : 彼らは、絶対にそんなことを許さないでしょう。

▪️ アルダナ : この銀河で大きな戦争が起きる日が、必ず来ます。
そして、勝利は決まっています。

シカールと銀河連合の戦いは、避けることはできないでしょう。
しかし、銀河間連合のバックアップがありますから、彼らはこの戦争に終結を齎(もたら)します。

シカール帝国は、過去の栄光となり、その記憶さえも薄らいでいくでしょう。

◎ エレナ : この戦争は、我々の太陽系にも影響を及ぼすのでしょうか?

▪️ アルダナ : ナタル銀河全体に、影響を及ぼします。
でも、長くは続きません。

これで、シカール帝国は終わるのです。
彼らの最後を、見ることになります。

王子イアも、我々に約束してくれました。
アヌンナキ帝国も、全力で銀河連合と一緒に戦うと。

だから、問題ないです。
必ず、我々が勝ちます。

宇宙のバランスを保っていく為に、必要不可欠な過程なのです。



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