スピリチュアルな成長への2つの鍵

February 6, 2023

プレアデスのチュニアからのメッセージ　【 スピリチュアルな成長への2つの鍵 】

親愛なる兄弟姉妹達よ。
私は、チュニアです。
私は皆さんを、とても愛しています。

今日は、私が考えるスピリチュアルな成長の為の最も重要な2つの鍵について、お話したいと思います。
それは、「幻想からの解放」と「自分のニーズが満たされること」です。
この2つを達成した人は、自動的にスピリチュアルな上級マスターとなります。

この人を悟りを開いたと呼ぶ人も居ますが、「悟りを開いた」という言葉には皆さんの世界では様々な定義があるようです。
何(いず)れにせよ、幻想から解放され自分の欲求が満たされている人は、自動的に非常に霊的に高度なマスターとなるのです。
合理的な知識は必要ありませんが、それは人々が幻想を取り除くのに役立つかも知れません。

ハカンと私は情報を与えることよりも、貴方の感情の欲求を満たし、貴方を勇気づけることに重点を置いています。
道徳的な徳も必要ではありませんが、多くの人が個人的に必要としているのは家族や地域社会の尊敬される一員であることです。

更に、幻想から解放された人は、人に親切にすることを自由に選択する傾向があります。
それでも幻想から解放され、自分の欲求(非賢明な欲求も含めて)を満たせば、たとえ徳がなくても、霊的に高度な人間になることができます。

昔のトラウマを癒すことも幻想を手放す為に必要な可能性は非常に高いですが、必要ではありません。
また、多くの人は心の安らぎを必要としていますが、その為には少なくとも昔の痛みを部分的に癒し、統合することが必要かも知れません。

それでも自分を癒すことは、スピリチュアルな成長の直接の要件ではありません。
むしろ、そこに至る為の手段なのです。

非常に霊的に進んだ人の中には、昔の痛みをほとんど癒しているけれども、まだ完全に癒していない人も居ます。

毎日、瞑想で至福の時を過ごすということではありません。
瞑想は助けになりますし、瞑想中に至福の時を過ごすことができれば、それは良い兆候です。

また、「自分の波動を高く保つ」ことでもありません。

通常、人はそれを直接達成しようとすると、単に自分が嫌な気分になることを抑えたり、見ないようにしたりするものです。
それは、スピリチュアルな成長に向かう道ではありません。
何故なら、その時痛みは潜在意識に入り、潜在意識の不快感に陥らないこともほとんどの人が必要としていることの一つだからです。

何かに過度に執着することはスピリチュアルな成長を妨げるかも知れませんが、物事を諦めたり、活動を諦めたり、人間関係を諦めたり、セックスを諦めたりすることではありません。
むしろ、根本的には幻想から解放され、自分のニーズを満たすことなのです。

この発言に、反対する人も居るかも知れません。
典型的な悟りを開いた僧侶は、何も必要としないのに悟りを開いていると主張するのです。

しかし、典型的な悟りを開いた僧侶は、実際には自分の欲求が満たされています。
何故なら、もし、スピリチュアルな探求者が欲望に満ちているとしたら、悟りを開いた僧侶のように1日に14時間も瞑想していたら、その人の成長には限界があるはずだからです。
何故なら、悟りを開いた僧侶には欲望がほとんど残っていないかも知れませんが、スピリチュアルな求道者には残っているのですから、欲望に満ちたスピリチュアルな求道者にとって、この世の生活を諦めることはそれほどうまくいかないのです。

ですから、多くのスピリチュアル・マスター達は、先ず普通の世界で欲望を満たし、その欲望が満たされるか、欲望を追い求めても最終的に幸せになれないことに気づいてから、スピリチュアルな道を歩き始めるのです。

もちろん、私の言うようなパターンにうまく当て嵌(は)まらないスピリチュアル・マスターも居ます。
私はここで一般論を述べているのです。
それでも、一般的には、幻想から自由になることと、自分の欲求を満たすことの二つが最も重要です。

では、どうすれば幻想から解放されるのでしょうか。

合理的な知識は役立ちますが、最終的には真実を体現することであって、合理的に真実を知ることではありません。
もし、貴方が全ては一つであると知っていても、それが貴方の日々の体験でないなら、それは道半ばに過ぎないのです。
ですから、私達は合理的な知識の蓄積よりも、ゆっくり呼吸をするなどの実践の方が重要だと考えています。

正直なところ、多くの人は情報収集に時間をかけず、ゆっくり深く呼吸することに時間を費やした方が良いと思います。
しかし、私達が「これは知っておいた方がいい」と思う情報もあります。
それは、以下のようなものです。

⚪︎ 全ては、一つである。
他人を助けると自分が助かり、自分を助けると他人が助かり、他人を傷つけると自分が害されます。

⚪︎ 貴方は生まれ変わる魂なので、悪魔に魂を売ったり、全く邪悪な行為(数人を殺害するだけより悪い)をしない限り、最終的に害を受けることはありません。

⚪︎ 人々を地獄で脅(おど)し、男性的でしかない神は宇宙の真の創造主である「ソース(源)」ではないのです。
ソースは貴方を無条件に愛しており、たとえ、貴方が悪事を働いても、貴方を地獄に送るつもりはありません。

⚪︎ 誰かが犯したどんな悪行も、ある観点から見れば混乱と内面の痛みの表現と見ることができます。
何故なら、混乱も痛みもない人は他人を傷つけたりしないので、人は、所謂(いわゆる)悪人であっても無条件の愛と理解を受ける資格があるからです。

所謂(いわゆる)悪い人に無条件の愛と理解を与えることは、「やり方を変えなさい」と言うよりも効果的です。
理想を言えば、人を愛することを止(や)めたり、人をジャッジしたりしないことです。

精々(せいぜい)、その人の行動をジャッジする程度です。
それでも私達の経験則では、直接的に他人を傷つけるような行為だけをジャッジすることにしています。

⚪︎ これはまた貴方自身が本質的に、自動的に十分であることを意味します。
貴方自身は、限りなく愛に値するのです。

貴方ができることは何もありません、それは今まで貴方が愛されるに値しないようになります。

⚪︎ もし、貴方がこのメッセージを受け取っているならば、貴方はほとんどの地球人類よりも確実にうまくいっていますし、また恐らく貴方はほとんどの存在よりも回復力があり善良な魂です。
貴方は欠陥がある訳でも、壊れている訳でもなく、ただ本当に厳しい状況に置かれているだけで、他の人よりもうまくそれに対処しているのです。

⚪︎ ちょうど人々が多くの物理的な怪我を自動的に癒すことができるように、ほとんどの人は感情の怪我を自動的に癒すことができます

⚪︎ 人々が出て来る思考や感情をジャッジしたり抑圧したり変えようとしない限りは、ハカンの「観察の道」のメッセージに書かれているように、ジャッジしたり抑圧したり変えようとしたりせずに、ただ自分の考えや感情が湧き上がって来るのを短く観察することをお勧めします。

地球上の古典的なスピリチュアルな道や修行のほとんどは、幻想を取り除くのに役立ちます。
私達は、メッセージの中でアプローチも共有しました。

《 ハカン : 観察の道 : 呼吸の道 》

新しい概念をたくさん教えようとする道には、やんわりと反対を勧めています。
新しい概念を加えるよりも注意深い観察と呼吸の練習によって、幻想を取り除くことが基本的な鍵になるからです。
もし、貴方がハカンの観察の道やハカンの呼吸法のようなものを行い、更に自分のニーズを満たすことができれば、貴方は素晴らしいスピリチュアル的成長への道を歩んでいることになると思います。

自分の欲求を満たすことについて、説明しましょう。
これは物理的なものや物理的な経験に対する欲求、セックスに対する欲求、休息に対する欲求、人に見られたい、愛されたい、感謝されたい、家族やコミュニティの大切な一員でありたいという欲求、感情や身体、潜在意識の痛みから解放されたいという欲求、自分のスキルを高めて周りの人達を大いに助けたいという欲求など、何でも有り得ることなのです。

願望には、より深い願望が隠されていることがあります。
例えば、新しい車が欲しいという願望には、人に見られたい、評価されたいという願望が隠されているかも知れません。

この場合、「見られたい」「評価されたい」という欲求を直接満たすことができれば、新車への欲求が薄れるかも知れません。
とはいえ、新車への欲望は単に新車への欲望であって、その下には何もないのかも知れません。

私も、綺麗なものを持つのは好きです。
このように、所謂(いわゆる)浅い欲求であっても、他人を直接傷つけることがない限りは自分の欲求を満たすことをお勧めします。

私達にとって浅い欲求というのは、実はないんです。
私は今でも美味しいものを食べること、マッサージを受けること、旅行に行くこと、夫だけでなく他の男性とも良いセックスをすること(これは私達の関係の合意の範囲内です)、人が振り向くような美しい服やセクシーな服を着ること、子供と充実した時間を過ごすこと、などなど、大好きなことばかりです。

また、何かから逃げたり、気を逸(そ)らしたりする為にこれらのことを使っている訳でもありません。
確かに、人は感情的にあるものから逃げたり、気を逸(そ)らしたりする為に、例えば、セックスを利用することがあります。

しかし、私にとってセックスを完全に諦めることは、あの世への大転換なのです。
指が化膿したから、腕を切り落とすようなものです。

確かに、純粋にセックスを望まない人は、セックスしなければいいです。
でも、ほとんどの人にとって、セックスは必要なものなのです。

ただ、前回のメッセージで述べたことを、心に留めておくといいかも知れませんね。

《 チュニア : カジュアル・セックスで傷つかない為に 》

スピリチュアルな求道者が犯す典型的な間違いは、あるスピリチュアルな地球のマスターが純粋にセックスや財産を持つことを望んでいないことを見て、自分もセックスを止(や)め、財産を手放すというものです。

もし、スピリチュアルな探求者がまだセックスや所有物を持つことを欲しているなら、それは間違いです。
何故なら、それらの欲望は潜在意識に付き纏(まと)い続け、スピリチュアルな成長を制限してしまうからです。

この場合、私達は、ただ生活し、物を持ち、セックスをし、またハカンの観察の道やハカンの呼吸法のようなものを副次的に行い、スピリチュアル的に成長することをお勧めします。
そして、スピリチュアルな探求者が純粋にセックスやそれらのものを持つことを望まなくなったところに到達したら、そのスピリチュアル・マスターの道に従って、セックスや所有物を持つことを諦めればいいのです。

ステレオタイプの悟りを開いたマスターの僧侶は、純粋にもう多くの欲望を持たず、幻想を取り除く為に瞑想に時間を費やしています。
だから、彼は持っている欲望を満たし幻想を取り除いたので、マスターになったのです。

しかし、新しいスピリチュアルな探求者が自分の欲望を全て捨て山の上で瞑想にほとんどの時間を費やすとしたら、潜在意識が満たされていない欲求に邪魔されて、そこまで到達できない可能性が高いでしょう。
つまり、自分の欲求を満たせばいいのです。

多くの人にとって、人生のどの分野に取り組むべきかは明らかでしょう。
何らかの危機があるか、大きな憧れがあるかのどちらかですから。

それでも、もし、貴方の人生が安定していてかなり良い状態にあるのなら、文字通り座って貴方が持っているニーズ(所謂(いわゆる)浅いものや愚かなものまで)を書き出すのは良いエクササイズになります。
そうすれば、まだ満たしたいものがあるかどうかが分かります。
そして、もし、貴方が交際しているのであれば、パートナーにもこのことを伝えると良いでしょう。

自分のニーズを率直に表現しない人は大抵ネガティブな感情を蓄積するか、最終的には操作的な方法で自分のニーズを満たそうとします。
ですから、自分の欲求を率直に相手に伝えた方がいいのです。

地球人は貴方の心を読むことができないので、貴方は自分の欲求とインナーチャイルドの欲求をはっきりさせなければならないでしょう。
また、自分がコミュニティーの生産的で価値ある一員であると感じられるようなニーズも、見逃さないで下さい。
感情的な安全性も多くの人が満たされていない、あまり認識されていないニーズです。

それについては、前回のメッセージで説明しました。

《 チュニア:ロマンチックな関係 》

自分は内向的だと感じている人の中には、実は全く内向的ではなく、単に周りの人が感情的に安全でないだけという人も居ます。

ほとんどの人はありのままの自分を見てもらい、愛され、受け入れてもらいたいという欲求を持っています。
これは、美しい願望です。

これを満たす為の重要な2つのステップは、先ず、実際に感情的に安全な人を見つけることです。
ほとんど感情的に安全な人は、残念ながら地球上で実際には非常に稀(まれ)です。

そして、第二のステップは、実際にその人に対して純粋でオープンであることです。
もし、貴方が、古い傷や所謂(いわゆる)欠点などありのままの自分を見せなければ、相手は貴方のことを認めてくれません。

しかし、同時に感情的に安全でない人に自分を見せることは、良いことよりも悪いことの方が多いかも知れません。
この時、「他人を必要としない方がいい」と言う人も居ます。

さて、ジャーナリングなど、助けになる一人での実践は確かにあります。
しかし、大半の人にとって、周りに良い人が居ることは必要なことの1つなのです。

ほとんどの人は社会的な存在になるようにできていますし、これも恥ずべきことではありません。
つまり、私の考えではスピリチュアルな成長の為の2つの主要な鍵は、幻想からの解放と自分のニーズを満たすことです。

幻想からの解放を得る為の優れた道として、ハカンの「観察の道」とハカンの「呼吸の道」があります。
そして、ほとんどの場合、ニーズを持つことの解決策は、単にそれを満たすことです。
たとえ、毎日、数分でも深い呼吸や自分の考えや感情を観察することに時間を費やすだけで、ほとんどの人にとって幻想からの自由を獲得することとニーズを満たすことの両方に、同時に取り組むことが最善なのです。

貴方のことを、とても愛しています、心からお祈りしています。

チュニア

エラ・オブ・ライトの為に

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