恐怖の伝染病

Posted on 12月 26, 2022 in ハカン司令官 by admin

December 25, 2022

ハカン司令官からのメッセージ 【 恐怖の伝染病 】

親愛なる兄弟、姉妹達よ。
私は、ハカンです。

私は平和と愛の中で、貴方を迎えます。
貴方方には、私の愛と尊敬を捧げます。
私は貴方方の多くが、貴方方の世界のあらゆる闇と過酷さにも関わらず、良い心を保つことができることに非常に感心しています。

今日は、地球で起きていることについて1つの視点をお話ししたいと思います。
これは絶対的、かつ唯一の真実ではありません。
現実は、今日私がお話しすることよりも、もっと複雑です。

私は一般化し、物事を省略することになります。
ですから、今、お使いの世界観を捨てて、この世界観を採用しろとは言いません。
私が言いたいのは異なる視点は異なる時に有用であり、この視点はある時に有用であろうということだけです。

この視点とは : ほとんどのライトワーカーやこのメッセージを受け取っているほとんどの人を含め、実質的に全ての人が恐怖を感じています。
自分が恐れているとは思っていない人の多くも、実は恐れているのです。
ある人が他人に対して無条件の愛を感じられないのは、ほとんど常に恐怖の所為(せい)です。

無条件の愛は、人間のデフォルトの状態です。
無条件の愛がそこにない時、大抵はその人が恐れていることが原因です。

批判や怒り、他人を変えたい、他人の意見を変えたいという欲求がある時、その根底にはほとんど常に恐れがあるのです。
結局のところ、貴方が個人的に恐れていないなら、何故、他の人に変わってもらう必要があるのでしょうか?

貴方方の多くは自分が真実だと思うことを、他人に指し示そうとしたことがあります。
そして、多くの場合、貴方が本当に正しかったにも関わらず、相手は貴方の言葉を真に受けようとはしませんでした。
多くの場合、相手はその議論を避け、貴方を侮辱することさえありました。

これも、恐怖心の表れです。
その人の心は、自分の世界観が間違っていると考えることで生じる恐怖に耐えられないのです。
だから、その恐怖の源、つまり、正しいけれども型破りなことを言った人を閉め出すのです。

もしかしたら、その人を侮辱したり、検閲したいとさえ思うかも知れません。
これには、実はいくつかの論理があります。

人はあまりにも多くの恐怖を経験すると、文字通り心理的に壊れ始めることがあるのです。
ですから、他の世界観に耳を貸さないというのは、ある意味他の人が自分の世界観を打ち砕いて、心理的に崩壊してしまうほどの恐怖を与えるかも知れないという危険に対する心理的防衛機制なのです。

もちろん、この新しい情報を適切に処理できないのは、ほぼ常に人々が既に多くの恐怖を感じていたからです。
この新しい情報は、ラクダの背を折る藁(わら)のようなものです。

ですから、貴方の世界の根本的な問題は人々が真実を見ようとしないことでも、愚かであることでも、怠惰であることでも、利己的であることでも、意図的に盲目であることでもないのです。
根本的な問題は、彼らが既に恐怖を感じていてその恐怖から深刻な影響を受けており、その上に恐怖を引き起こすような情報をこれ以上扱えないということです。

人々が既に恐怖から受けている深刻な影響の一例として、愛の欠如と、他人をジャッジして変えたいと思う傾向について、既に述べました。
恐怖の影響のもう一つの例は、貴方の世界では非常に多くの人々が中毒になっていることです。

薬物だけでなく、スクリーンの前に長時間居ること、アルコール、特定の食べ物など、自分にとって悪いと分かっているものにも依存するのです。
これらの依存症は一時的に恐怖心を麻痺させますが、もちろん、本当の意味で問題を解決している訳ではありません。

第三に、恐怖に対処する為に、多くの人は自分を守る為に利己的に振る舞い、自分に最大限の資源を与えるか、或いは、自分の意識の泡を小さくして、自分の世界には幸せなものしか存在しないようにするのです。
例えば、自分と自分の直接の家族や友人がうまくいっている、だから、この人達は幸せだ、何故なら、自分の意識の泡をそれ以上大きくしないように縮めているのだから。

通常、このような人々は自分の意識の泡の外に居る人々を助ける為に、あまり時間やエネルギーを使いません。
そして、自分の意識の泡の中に居る人々がうまくいっていれば、通常、この人々はかなり幸せそうに見えるのです。

ある意味で意識の泡を縮小することは、利己的になったり落ち込んだりするよりも機能的です。
これは世の中で起こっていることを純粋に見つめ、できる限り助けようとする人の多くがなることです。

しかし、意識の泡を小さくすることは、まだ完璧な解決策ではありません。
何故なら、もし、誰もが利己的であるか、意識の泡を小さくしてしまうと、実際に無私無欲で人類を大きく前進させようとする人は誰も居なくなってしまうからです。

もし、皆んなが利己的であったり、意識のバブルを縮めてしまうと、地球人にとって物事がうまくいかなくなります。
ほとんどの人は、他の人が利己的でないこと、自分の意識のバブルを縮めないことを望んでいますが、ほとんどの人は実際に自分がそうなることを望んでいません。

成功しているように見える人、幸せそうに見える人、そのように見えるスピリチュアルな教師のほとんどは、密(ひそ)かに利己的であるか、自分の意識の泡を小さくしているかのどちらかです。
彼らは、自分の人生が単純で簡単で楽しそうに見えるので、人々を引きつけます。
そして、しばしば、幸福や成功の為の超簡単なレシピを持っています。

例えば、トリック(仕掛け、罠)を実行したり、ビットコインを買う、1-2-3プランに従うなど。
或いは、自分達はただ幸せで、人生は単純だとも言います。
彼らの泡の中の人生は、確かに単純明快です。

利己的になっておらず、意識の泡を縮めていない人は、大抵落ち込んでいるか、普通の人から見たらクレイジーに聞こえるかのどちらかです。
自分の意識のバブルを縮めず、鬱(うつ)にならず、人類を助ける為にかなりの規模で積極的に活動している人は、実に稀な存在です。
そして、残念なことに、しばしばこのような人々は貴方の世界で最も裕福であったり、有名であったりする人々ではありません。

人類を大規模に助けているように見せている(自称する)人の多くは、実は人類に害を及ぼしているのです。
実際にそのようなことをする人は、大抵広く好かれることはありません。
とはいえ、実際には自分の意識の泡を小さくして実際に機能するようにすることは、恐らく良いアイデアでしょう。

大きな意識の泡を持っていても落ち込んで機能しないのでは、誰の役にも立ちません。
精神的に崩壊することなく、より多くのものを見ても大丈夫なように、十分なスピリチュアルワークを積んだらいつでも意識の泡を広げることができます。

また、人類を裏から支配しようとする闇の支配者達は、恐怖を武器にしていることも指摘しておきたいと思います。
彼らの基本的な戦略は、メディアを使ってある危険を恐れるように伝え、その恐怖を解決するには自分達の望むことをするようにと伝えることです。

例えば、9.11の後、闇の支配者はメディアを使って人々にイスラム教徒のテロリストを恐れるように伝え、この恐怖に対する解決策は所謂(いわゆる)愛国者法を実施し、イラクを侵略することだとアメリカ人に伝えさせました。
メディアはイラクを侵略すれば恐怖が解消されると国民に伝えた為、多くの人がそれに従ったのです。

更に、同じ意見を持つ群れの中の一人であることに、ある種の安心感がありました。
しかし、もちろん、根本的にイラクに侵攻したからといって、アメリカ人が抱いていた恐怖が解消される訳ではありません。
この基本戦略は、何度も何度も繰り返されて来ました。

主流メディアは、何かを恐れるようにと言い、次に、闇の支配者が支持することを支持すれば、その恐怖を解決できると言います。
これが、私達が主流メディアを見ないことを推奨する理由の一つです。

この機会に、私はグレー・ハット(ホワイト・ハットと呼ばれることもあります)の戦術に非常に同意しないことも、お伝えしたいと思います。
私達にとって、これは火事にガソリンをかけて解決しようとするようなものです。

恐怖の蔓延(まんえん)を解決するには、人々をもっと怖がらせればいいという訳ではありません。
恐怖の蔓延(まんえん)を解決するには、どうしたらいいのでしょうか?

そうですね、間違った信念を持ちながら恐怖で泣いている子供を、どう扱うか。
それが、出発点です。

自分自身だけでなく、他の人々にも恐怖に怯(おび)える子供に接するように接すれば、貴方は確かに、求めていたかも知れない人になれるはずです。
以前ご紹介した観察路が、参考になります。
検索すれば、出て来ますよ。

★ ハカン : 「観察路」で検索してみて下さい。

更に、ある感情や思考を観察した時、その背後に何か感情が隠れていないか自問してみるのもよいでしょう。
非常に多くの場合、恐怖は他の感情、例えば、怒りやイライラ、他の人に対するジャッジなどの背後に隠れています。

このメッセージの中で、まだお伝えしていないことがあります。
それは、「人は実際には、何を恐れているのか」ということです。

人によって、恐れているものは違います。
見捨てられることへの恐れや、自分が十分でないことへの恐れなど、皆さんの世界でもよく知られた恐れもあります。

しかし、多くの人が持っている非常に深い恐怖がありますが、この恐怖は地球上ではあまり知られていません。
それは、自分が二度とソースと再会できないのではないかという恐怖です。

今度、所謂(いわゆる)ネガティブな感情を経験したら、自分に問いかけてみて下さい。
この感情の根底には、二度とソースと再会できないという恐怖があるのでしょうか?
皆さんの中には、”いいえ、それは、ここの根底にある恐れではありません“という答えが返って来るでしょう。

しかし、その質問を自分にすることによって、大きな肯定的なスピリチュアルなブレークスルーをする人も居ることでしょう。
何故なら、確かに、ソースは貴方を無条件に、そして、無限に愛しているからです。

そして、貴方が信じられないほど大きく恐ろしい残虐行為をしない限り、或いは悪魔に魂を売らない限り、貴方はいつか再びソースと一つになるのです。
これは、私が保証します。
というのも、私達のほとんどはそのような人生を歩んで来て、それでも尚、ソースに戻るこの道を歩んでいるからです。

これが貴方に、別の視点を与えてくれたことを願っています。
前にも述べたように、今日、紹介したものは唯一無二の真の観点ではありません。

しかし、潜在的に有用な1つの視点です。
状況に応じて異なる種類の眼鏡をかけるように、皆さんが視点を切り替えられるようになることが、私の望みです。

私は貴方を、とても愛しています。
中期的には、信じられないような良い時代がやって来ます。

貴方の星の兄弟。

ハカン

光の時代へ



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